北海道

堂々北海道!

戊辰戦争と函館戦争の舞台となった五稜郭

五稜郭を舞台にした四季のイベントに合わせて行くのも楽しい。5月の箱館五稜郭祭、夏の市民創作函館野外劇、冬の五稜郭・夢イルミネーションなど魅力的な行事が盛りだくさんだ。

コラム
戊辰戦争と函館戦争

1868(慶応4)年、江戸幕府が倒れ、新しく明治維新政府が誕生する。鳥羽・伏見の戦いと呼ばれる新政府軍と旧幕府軍の交戦から、翌年の箱館戦争まで、あしかけ2年にわたる。新旧の交代劇を総称して戊辰戦争と呼んでいる。この一連の戦争は箱館の五稜郭にたてこもった榎本武揚が率いる旧幕府軍が降伏し、幕を閉じる。

しるし 五稜郭公園
五稜郭公園

函館戦争の主舞台となった五稜郭も、今は堀や土塁が当時の姿をとどめるのみ。1914(大正3)年以降、公園として解放され、市民の憩いの場になっている。園内には樹齢140年を超えるアカマツのほか、季節を追ってサクラ、ツツジ、フジなどが彩りを添える。園内には堀に架かる一の橋、二の橋を渡って入る。

℡0138-21-3323(函館市観光課)●函館市五稜郭町44
【料】入園自由 ●市電五稜郭公園前下車、徒歩15分 【駐車場】あり

しるし 五稜郭の夢
五稜郭の夢

五稜郭の1.8kmの堀の周りを約2,000個の電球で星形に彩る「五稜星の夢(ほしのゆめ)イルミネーション」。白い大地に星形を浮かび上がらせる幻想的なイベント。全景を見るなら五稜郭タワーの展望室へ。雪景色の中に星が舞い降りたかのような風景が見られる。展望台からは、日没時間の関係で、12月1日〜1月上旬までは黒っぽく、1月中旬〜2月28日までは青っぽく見えます。 また、雪の有無や雪の積もり方、天候により見え方が変わりますので、注意。
点灯日時:2017年2月1日(水)〜2017年2月28日(火)17:30〜20:00
また、五稜星の夢に合わせて五稜郭タワーでは「五稜星の夢イルミネーション」期間中、午後7時まで営業。午後5時からは夜間特別料金にて展望できます☆

しるし 五稜郭タワー
五稜郭タワー

城郭の美しい星型を空から眺められる人気スポット。高さ60mの展望塔から五稜郭を見下ろせるので、函館山や市街地もー望できる。公園を歩いただけでは認識できない星型も、ここからだと形がつかめ、星型を描く堀の水と園内の緑が美しい。場所は、堀の外側に建つ。展望台とみやげ売り場中心のように思われがちだが、エントランスホ-ルの展示も見逃せない。

℡0138-51-4785 ●函館市五稜郭町43-9 
【開】8:00~19:00(10月21日~4月20日は9:00~18:00)
【休】無休 ●市電五稜郭公園前下車、徒歩15分 
【料】展望台840円 【駐車場】なし

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