札幌駅周辺
北海道庁旧本庁舎
正面入口から入るのがベスト。まずは、館内を見学。
細部まで精巧に造られた内部をじっくり見よう。
次は開拓当時からの自然が残る道庁前庭で休憩。
時間が合えば赤れんが騎馬隊も見られる。最後に庁舎裏の
"後ろ姿美人"も忘れずに。
・地下鉄南北線・東西線・東豊線「大通」 下車 、徒歩9分 【料】無料 【駐車場】なし
赤れんが騎馬隊
ピルが立ち並ぶ札幌の中心部に、ひときわ目立つ赤い建物がある。北海道庁旧本庁舎は、道民の間では”赤れんが”の愛称で親しまれ、約250万個のレンガなど、ほとんど道内の素材を使って建設された。見学の際はポイントを確認してから行こう。
札幌市時計台
1878(明治11)年、札幌農学校(現在の北海道大学)の演武場として建てられ、軍事訓練や体育奨励の場だった。1903(同36)年、農学校は今の北海道大学の場所に校舎を新築。1906(同39)年に時計台は札幌市に払い下げられ、のちに現在地に移築。
図書館や歴史館として多くの市民に親しまれることになる。120年以上に渡り鐘を鳴らし続ける時計台は、市民の心の支えにもなっている。℡011-231-0838 ●札幌市中央区北1西2
【開】8:45~17:10 【休】第4月曜休(祝日の場合は翌日休) ●地下鉄大通駅から徒歩5分
【料】200円 【駐車場】なし
中も見学しよう!
・舘内展示
時計台の歩みを紹介するパネルや、各国の代表的な時計台を検索できるパソコンもある。見学者の写真とメッセージを登録・検索できる「思い出アルバム」も人気
・演武場
2階は農学校時代そのままの姿で再現されていて、貸しホールとして使用されている。演台と木製の長いす100席分を並べ、創建当時の雰囲気を伝える
・実物展示
時計塔の動力部分と同型機の実物展示。米国ハワード社が時計台の機械と同時代に製造した機械の復元を見学できる。時計塔の中心部にあたる
コラム
北海道開拓の赤い星
赤い星=五稜星は、明治の北海道開拓史の象徴だった。北海道庁旧本庁舎など、開拓使が建てたものには、必ずこの星が掲げられている。今も先人たちの思いは引き継がれ、道旗に七稜星を採用。歴史的な建物を見る時は赤い星に注目しよう。
赤れんがテラス
2014年8月にオープンした商業施設で、人気のショップや飲食店、サービスが次々に出店。北海道庁旧本庁舎の通称赤れんがが庁舎の近くにあり、緑あふれる都会の中庭的なロケーションが魅力。5階の展望ギャラリーから見る眺めがおすすめ。
℡011-211-6200 ●札幌市中央区北2西4-1 【開】店舗により異なる 【休】無休 ●JR札幌駅から徒歩5分 【駐車場】あり
JRタワー展望台T38
地上160mから視界360度で望む。北サイドに広がる視界の先にかすむ小樽港、東サイドから望む噴煙をあげる十勝岳が見事。南サイドから望めるすすきのの方面の夜景も美しい。
℡011-209-5309 【開】10:00~23:00(最終受付は~22:30)
【休】無休 【料】720円、中学・高校生500円、子供300円